老後を見据えた平屋のような暮らし方ができる2階建て
DATA
- 【構造】軽量鉄骨プレハブ、(増築家屋:木造)
【築年数】約50年、(増築家屋:約40年)
【家族構成】夫婦・子1人・犬
【所在地】倉敷市児島
- 【延床面積】126.48㎡(38.3坪)
【費用】約2200万円(税抜)
【工期】約5ヶ月(外構工事含む)
【完工】2022年
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インテリアはご主人がお好きなヴィンテージと奥さまがお好きなナチュラルなテイストをミックス。木を基調に白と黒を効かせた24.1帖のLDKはシンプルですっきり、それでいてどこか和む穏やかな仕上がり。
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断熱やベタ基礎、間取りも変える為、完全スケルトンに。
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温かみある木とクールなアイアンの組合せが印象的な約3.4帖の吹抜け。落ち着いた風合いの木の梁かと思いきや、実は構造上外せない鉄骨の梁に質感までリアルに再現された木調のクロスを撒いたもの。シンプルでナチュラルな室内に構造上必要で残したブレスがオシャレに映えています。
吹抜けの天井にはLDKのテイストに合わせた木調のクロスで白・黒とのバランスを考えた、よりオシャレな吹抜けが完成。 -
構造上残す鉄骨の梁とブレス。
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吹抜けの壁には特注サイズのFIX窓。1階も2階も明るい!リビングとダイニングにエアコンを1台ずつ設置していますが、気密性を高めたので夏も「1台で十分だった」と快適に過ごせたよう。
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現リビングになる前の和室。「昼でも電気を付けなければならないほど暗かった」という住まいを「とにかく明るくしたい。小さくても吹抜けが欲しかった」とご夫婦。
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階段を上がった正面の吹抜けから明るさが行き渡り開放感があります。天井のアイアンバーは室内干しに活用。
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タハラの造作階段。手すりはアイアンと調和するよう、ご主人とインテリアコーディネーターが「ただの真っ黒ではなく、マットな質感に」と話し合って決めた色で塗装。
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ホコリや汚れが溜まりやすい洗面・脱衣室に「ペットの毛が絡まって戸の開閉がしづらくなるから」とインテリアコーディネーターは上吊り戸を選択。段差のない床は掃除しやすいので「やる気がでる」と笑顔で話すご夫婦。
コーディネーターのこだわりで脱衣室から洗面室と奥のトイレまでCFシート(クッションフロア)がひと続きになるよう施工しているので一体感があります。 -
洗面脱衣室。娘様のご成長もあり洗面と脱衣の分離と「2人で並んで使える」洗面台をご希望。
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慌ただしい朝でも2人同時に身支度できる広さの洗面台。造作のカウンターに、流し台は病院で採用されていてインスタグラムでも人気のTOTO『SK106』。「水ハネが少なく、ペット(犬)の足も洗いやすいです」デザインも使い勝手も良いと話すご主人。
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水栓はサンワカンパニー。壁付けにする事で掃除がしやすく、また周囲をご主人が選んだタイルで彩り、水栓のマットブラックをよりオシャレに見せています。
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奥さまが「広くなって快適」と話すキッチンには、既に決めてはいたものの「テレビCMを見て」カウンターのあるクリナップ『ステディア』の新商品に決定。「料理や毎朝のお弁当をつくる際に以前はなかった”ちょっと置くスペース”ができた」と便利な様子。
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「以前は(狭くて)小さなまな板を使っていた(笑)」というキッチン。床は「長年の使用で水が侵食していた」とフローリングからフロアタイルへ、家電は背面に置きたいとキャビネットタイプの収納を選択。
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食材のストックに細々した物を置くのに程良い奥行き30cmの可動棚(画像中央)を設けています。「キッチンからよく見え、全部収まっているので使いやすい」と奥さま。床は汚れに強いフロアタイル(サンゲツ)を採用。レンガ柄のクロスは奥さまがインスタグラムからインスピレーションを受けたもの。
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ご夫婦が「どうしても取りたかった」という、現在のダイニングとリビングの間にあった柱と壁を撤去し広い空間を実現。天井高は2.25mと一般的な新築よりも低いが鉄骨造の為に上げることができないので、白色がよりスッキリとした壁紙(リリカラ)で視覚的に広く感じられるようにしたところ、高身長のご主人から「圧迫感はない」と嬉しいお言葉を頂きました。
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1階にご夫婦のWICを設けています。1階で洗濯物を干し畳コーナーで衣類を畳み、すぐ横のWICへ収納という動線を考えての間取りです。WIC隣にある9.1帖の洋室は将来的に主寝室とする予定。1階で全てが完結する平屋住まいのような暮らし方をイメージしています。
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洗濯物を畳むスペースやくつろぎの場として設けた畳コーナー。画像左手がご夫婦のWIC。
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リビングより右手から畳コーナー、WIC。リビング入口の戸はLIXIL『ラシッサD』から、ご夫婦がお好きなボトルグリーンを選択。
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現在のリビング、WICそれぞれの入口には約25cmの段差があった。
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増築側(BEFORE画像参照)と基礎の高さが違うので完全バリアフリーには出来ないが、玄関~リビング、リビング~WICという頻度の高い生活動線は「段差を解消させたい」とコーディネーター。構造上、奥の洋室は段差が残りましたが、リビングへの移動はスムーズに。
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鉄骨の家屋と増築(木造)家屋との境界の段差。土台の鉄骨をカットし補強をして、この段差を解消させた。
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白いクロスとメープルの床で明るくなった玄関。収納スペースの確保でスッキリを保てます。
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玄関ドアは既存を活用。
間取り
BEFORE
AFTER
COMMENT
軽量鉄骨造の2階建て中古住宅を購入されご家族5人でお住まいでしたが、2人が巣立ちご夫婦は老後を考えられるように。経年による屋根や外壁の傷みを機に建て替えを検討するも、立地上の問題で新築は難しい事が分かりリフォーム計画へと進まれました。
「お隣と近いので水回りの音が聞こえるのではと気になる。位置を変えたい」「1階で過ごして2階は寝るだけの間取りにしたい」と、新たな住まいづくりに取り組まれました。
「実は他のリフォーム会社にも相談していた」お施主様は、「LDKを広くつくる為にどうしても取りたい柱と壁があったが、他の会社では解体してみないとできるか分からないと言われた事をアイムさんはできると言われ」現地調査スタッフの言葉に驚きながらも「(柱と壁を取る事は)私たちにとっては重要な事だったので」とご依頼の経緯をお話くださいました。