【倉敷市真備町】災害から蘇った 軽量鉄骨造のリノベーション
DATA
- 所在地:倉敷市
工事:4ヶ月
家族:夫婦・子2人
施工面積:
134.2㎡(40坪)
築年数:約38年
構造:軽量鉄骨
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■リビング
2ヶ所の掃出し窓を開けると、ウッドデッキへ繋がり、回遊できるBBQ会場に。キッチン側の掃出し窓は2枚片引戸のオープンウィンという商品(LIXIL製品)。通常の引違戸とは異なり、全開口するのが特徴。 -
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■キッチンのカウンター
通常より少し高いキッチン前のカウンターに注目。実は手元を隠す為ではなく、背の高い友人達とヒジを置きながら、会話とお酒を楽しむ為の高さ。外国の方がするとなぜか絵になるんですよね(羨)カウンター右側に見えるのは決して取る事の出来ない軽量鉄骨の柱とブレス。目線が抜けるようにとあえて剥き出しにしましたが、鉄骨の為マグネットがくっつくので以外に便利で違和感の無い存在。 -
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■大人数で一緒に立てるキッチン
奥様が特に悩んだというキッチン。友人を呼んでBBQやホームパーティーをする事が多いご夫婦の要望で、人が大勢来ても調理しやすいコンロとシンクが別々になった2列型のキッチンを採用。最近では珍しいビルトイン式のオーブンは、別で家電収納棚を置かなくてもよいよう、キッチン周りをスッキリさせる奥様の工夫。キッチンの間を通常より広く取ることで、中央に作業台を置いても十分な動線を確保できます。 -
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■ダイニングとセカンドリビングは可変的に
キッチンから続く北側の空間は普段家族4人で団欒できるダイニングとお子様が遊べるセカンドリビングですが、ホームパーティー等で大人数が集まる時は、10人以上座れる広いダイニングとして活用できる可変的な空間。 -
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■和室のホームシアター
外国の方ほど「和」が好きですよね。大好きな和室で大好きなラグビーやテニス等のスポーツ観戦が出来るよう設置した120インチのスクリーンは大迫力。和室なので時にはゴロゴロしながら、時には椅子に座って映画館のように、家族や友人と素敵な時間を過ごせる至福の空間。 -
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■書斎
南側の和室から続き間だった北側の和室は、洋間へ変更し、家で仕事をすることの多いご主人の為に書斎として活用できるようにしました。 -
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■玄関・玄関ホール
入って正面に設けた飾り棚はご家族の写真を置ける大切なスペース。壁ではなく、斜めの格子にしたことで奥のトイレへの目隠しにもなり、オシャレさがUPしたと奥様。
また、収納力を上げつつも、圧迫感の無いコの字型の下駄箱に。 -
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■トイレ
黒いタイル貼りだったトイレは、暗く冷たい雰囲気から一変。 -
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■2階廊下
2階は水害の被害がなかった為、一部のリフォームを行いました。廊下と寝室一部屋は床を貼り替え、壁紙等の内装を一新。それだけで雰囲気は一変します。また、廊下にあった1帖の押入れをトイレに変更。
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■玄関・外装
サッシは全てペアガラスの高断熱タイプへ交換。玄関の引戸は最後までどうされるか迷われていましたが、既存の枠は残したままで化粧カバーをし、扉だけを新しくするリフォーム用玄関「リシェント」をご提案する事で、工事費を抑えられ、尚且つ施工もたった1日で完了。全く違和感ありませんよね。また、水没してしまった1階部分は外壁もやり替え。構造が軽量鉄骨という事を考慮し、窯業サイディングの1/5の重さしかない金属サイディング「はる一番」をご提案。地震の際、重い建物ほど大きく力を受ける為、外壁材を軽くすることが建物にかかる負荷を小さくすることへ繋がります。 -
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■パントリー
ご夫婦が口をそろえて本当に作って良かったと話すパントリー。広さは半帖程しかありませんが、キッチンのすぐ横にあり、L型に可動棚をご提案したことで、様々な大きさに対応出来ます。食品庫としての役割だけでなく、コンセントを設けた事でトースターやホームベーカリー等の家電も収納。
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■防蟻処理
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■床の断熱
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■壁の断熱
COMMENT
西日本豪雨災害で被災され、軽量鉄骨の家に住まわれていたG様。一階部分はほとんど浸かってしまったものの、どうにかもう一度蘇らせたいと、工務店を探されていたそうですが、「軽量鉄骨造」というだけで断られる事も多かったそう。そんな時、ご夫婦の友人であるB様が弊社で軽量鉄骨リノベーションをしたと知り、ご紹介へ至ったとのこと。来場時に要望をしっかりと聞いてくれ、言葉の壁はある中でも理解できるまでしっかりと説明をしてもらえた事や、他社では難しいと言われたことも受け入れてくれ、一緒に考え、提案してくれた事が決め手と語るご夫婦。また、専属スタッフのいるキッズコーナーがあり、他社へは行きたがらなかった子供達が弊社へは率先して行きたがった事も大きかったと奥様。ご主人がニュージーランド出身の方で、とにかく明るく、被災前もよく友人を家に招き、家族共に日々を楽しんでいらっしゃったご家族だが、以前以上に「楽しい生活」をする為の打合せが始まりました。