ある電子ピアノの運命の顛末
T様邸のリフォーム工事の折、着工前に電子ピアノの処分の依頼を受けていました。「ゴミではかわいそう」と、リサイクルショップで引き取ってもらうことを検討。製造年月日と音が全て出ればの条件をクリアし、ほぼ決定。この現場を担当していた大工さんに、たまたま「娘さんはピアノ弾かない?」、「写真を撮って行って、聞いてみよう」、「ぜひ、弾いてみたい!」となり、奥さんに相談したら「とてもうれしい、ぜひどうぞ!ゴミとして捨てるには心が痛むし、必要とされているところへ、もらってもらえるのが一番」と快諾。娘さんの所へ引越と相成りました。
この話には後日談があり、かの娘さんが礼状をしたため、奥さんはさらに感激。取扱説明書や
教本などを探し出し、プレゼントしてくれました。
このピアノ、とてもラッキーなすてきな運命をたどりました。
—–