感激
めっきり涼しくなりました。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
私は、相変わらず忙しく、毎日、見積もり三昧の日々を送っております。
最近は、大型リフォームの問い合わせが多く、中でも古民家再生のリフォームのご依頼が増えております。
私としましては、和風が大好きなので、毎日楽しく仕事をさせて頂いております。
今回は、8/19日より工事を始めました、I 様邸を少しご紹介致します。
平屋の全面改装工事なのですが、今回私も初めての経験をさせて頂いた事を載せてみます。
全面改装ですから、柱を取ったり、壁を抜いたりすることは珍しくは無いのですが、大工さん仕事に
感激をしました。
大工さんと私の会話
武田:大工さん この柱を2本抜くのにこの梁では小さいので、今の梁の下にH鋼を入れようと思いますの
で、おねがいします。
大工:武田さん それもいいけど、壁は漆喰・床は無垢、それにH鋼は合わんじゃろ。
武田:でも、今の梁の下にヤスメを入れるとものすごく大きいものになって、うっとしくなるので、H鋼なら
200程で済むので、そうしたいんじゃけど、ダメかな~
大工:格好よく見せたいんじゃろ
なら、全部掛け替えればいいが。
武田:掛け替えるって?
大工:太鼓にすれば、末口300で十分もつでー
武田:そりゃそれが、格好ええわ。 それで行こう!
こんな会話があり、すぐに材木屋に注文をしました。 ただ、すぐに加工が出来ないとのこと。
それを大工さんに伝えると、わしがする との事。
私は、過去に何度か、太鼓の梁を注文したことがありますが、皮がついたままと云うのは初めてで、
内心、ちゃんと出来るのか と ちょっと大工さんには失礼な事を考えていたのですが、
流石、大工 格好いいーと 感激しました。
その加工の風景を撮っていますので、是非見て下さい。
掛け替えの日は、5人掛で、やっと納まりました。
張娜(チョウナ)掛け 基本八角形にします。 ほとんど勘です。流石 国さん
既存の梁に合わせて加工 後で納まって所を見ると ピッタリ 国さん 当然って顔してました。
5人ががりで
ロフトの上 棟も取り替え
これで、綺麗に納まりました。
まだ、始まったばかりですので、これからが大変ですが、I 様に気に入って頂ける様
頑張って行きます。
完成をお楽しみに! また、ご紹介いたします。
リフォーム課 武田でした。
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